QIX

QIX

地味ながらも中毒性の高い陣取りゲーム。孤高のシステムを持ちながらさらに独自要素を持たせた発展型のゲームが多数つくられた。
販売:タイトー / 開発:タイトーアメリカ 1981.10 AC(アーケードオリジナル)
販売:任天堂 / 開発:水口エンジニアリング 1990.04.13 GB(ゲームボーイ)
販売:タイトーアメリカ / 開発:Novotrade 1991.01 NES(海外版ファミコン)
販売:Telegames / 開発:Knight Technologies 1991 Atari Lynx(アタリ リンクス)
販売:タイトー / 開発:タイトー 2005.08.25 PS2(タイトーメモリーズ下巻)

クイックス [ GB版 ]

操作・基本システム

方向ボタン … … マーカー(自機)を4方向へ移動。
Aボタン … … … 方向キーとあわせてラインを引く(高速)。
Bボタン … … … 方向キーとあわせてラインを引く(低速・得点×2)。
セレクト… … …
スタート… … … ポーズ(一時停止)。

外周に配置されたマーカーでQIX(画面中を縦横無尽かつランダムに移動するラインの集合体)を避けながらラインを引いていく。
ラインを繋いで一定域を囲むと、QIXが含まれない領域が大きさに応じてスコアとなる。この領域を規定値(75%)以上囲むとLvクリア。
規定時間が経過(下部のバー)する毎にスパークスが出現する。
ラインを引く途中でマーカーの動きが止まるとラインの根元からヒューズが出現しラインに沿ってマーカーに迫る。
引いている途中のラインやマーカーにQIXが接触、またはスパークスやヒューズにマーカーが接触すると1ミス。

技術・情報

Spiral Death Trap

ゲームの仕様上、マーカーはライン引いている途中は後戻りできない。
もし渦を巻くようにラインを引いてしまうと脱出不可となる。
(その状況のためにヒューズの存在もある)

 

Split Qix
Lv5からQIXが2本に増える。(Lv9からまた1本に戻る)
QIXをそれぞれ分断するようにラインを引くとその時点で面をクリア。
NO Bonusだが次面のスコアが倍。
連続させてスプリットすることでボーナススコアを×2,×3,×4,×5…とアップさせることができる。

 

他機種版

NES版

海外ではファミコン版も販売されている。カラーだと軌跡を描いて移動するQIXがより一層美しい。

 

Atari Lynx版

Atari販売の携帯機、「Lynx」版。動画で確認する限り、BGMなど牧歌的な印象。

 

クイックスアドベンチャー [ for GBC ]

GBC(ゲームボーイカラー)で本家タイトーから販売された『クイックスアドベンチャー』。ストーリーやトレジャー収集要素を付加。軌跡の描き方がガクガクしてる…。バカゲー側面もあるらしい。

 

FM7版

QIXを生物兵器とするオリジナルストーリーを展開している。

 

QIX++ [ for PSP ]

モダンナイズされたサイケなモードにオリジナルのAC版QIXを併せて収録。TempestからTempest2000、スペースインベーダーからのエクストリーム、と同じ方向性でアレンジされている。AC版移植は流石な移植度。こちらではQIXは”進入したコンピュータの情報を蹂躙しつくす不可思議でかつ、脅威的なコンピュータウィルスの総称”という設定。

 

ノーマルなタイプのQix以外にも幾何学的デザインの別種を囲むアレンジ。ヴォルフィード的でなかなかに面白い。

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