GRANADA
グラナダ
ウルフチームが X68000に向けて開発した全方位任意スクロールのシューティングゲーム。自機は耐久制×機数。
制限時間内にフィールドに散らばるターゲット(右下部のレーダー参照)を破壊。その後登場するボスも破壊すればステージクリア。 全9ステージ。
販売:ウルフチーム / 開発:ウルフチーム 1990.04.20 X68000 (オリジナル)
販売:ウルフチーム / 開発:ウルフチーム 1990.11.16 MD (メガドライブ)
X68000版とMD版の違い
X6K版はステージ間デモ(少し微妙なデキ)が複数ある、とか解像度・色数でグラフィックまわりがヨイ、とか。 MD版はボタン操作面で遊びやすいとか、全般的にスピーディーとか。以降のデータは基本MD版。
操作
方向ボタン … … 8方向移動 ※1
Aボタン … … … 通常弾
Bボタン … … … 砲台の固定
Cボタン … … … ブラスター ※2を発射/ユニットの射出
※1 移動時は16方向へ向きが変わるのだが…確認中
※2 ブラスターは通常弾の16倍の攻撃力 反動あり
ユニット(オプション兵装)
1…リフレクター
全方向迎撃ユニット。当てたショットを反射する。敵の死角から攻撃可能。
2…ポールバニアン
中距離支援ユニット。射出すると地形を無視して攻撃できる。
3…クロムレック
中距離迎撃ユニット
4…エパレット
長距離支援ユニット。誘導弾。
5…ヒドン
破壊工作用ユニット。ブラスターを当てると広範囲に爆風が広がる。
MD版 ステージワンポイント
STAGE1 タボラ地区
ターゲットはマップ上に散っているためルートが確定しにくい。ローラーは避難場所で避けるようにすれば問題ないハズ。 ボスはジャンプしながら着地時に弾をバラまいてくる。
STAGE2 巨大空中戦艦アスターシャ
道中にある機雷はショットを当てるといつまでも爆風が残る。刺激せずにスルーがベスト。落下に注意しながら8基のエンジンを破壊せよ。ボスは攻撃時に開くコアが弱点。こちらのショットに反応して閉じてしまうのでブラスターをタイミングよく当てるとよい。
STAGE3 シェーバ地区
STAGE4 キロモト地区
点在する巨大な岩石(特殊工作隊保有の無人TMC)は破壊可能、だが耐久値が高いため避けたほうがよい。このステージで拾えるアイテムはポールバニアン。高低差でこちらのショットが届かない敵を倒すのに使用するといい。ボスはショットを外壁に反射させて狙おう。
STAGE5 キンズ地区
水上は思ったように操作しにくい、ツルツルと滑ってしまう(水流に流されている?)。ケージを破壊すると出現する硬いターゲットや森に隠れている小型機に注意。
STAGE6 山岳地帯
ターゲットはボスのみ、というステージ。辿りつくまでにぐるぐると回りこみさせられてしまう。
STAGE7 キサニンガ地区
右回りに進んでいけばボス。ボスは周囲の反射衛星をブラスターで順次破壊していく。
STAGE8
ボスはまずピラミッドの一角(一箇所のみでOK)を崩す。2段階ほど破壊するとムカデがでてくるので最後尾へショット。リフレクターがあれば狙いやすい。接近されたら頭にショットを撃ち込むと軌道が変わる。
STAGE9
最終ステージ。
ストーリー
2016年10月、レアメタルの利権を巡って勃発した「アフリカ南北戦争」は、長距離核兵器に代わって投入された戦術機動兵器(Maneuver Cepter=MC)によって激化の一途を辿っていた。
開戦からしばらく経った頃、前線では異状が発生していた。国籍不明の重機動兵器が、南北両陣営の兵器という兵器をことごとく破壊していた。判っているのは「グラナダ」という名称のみ。やがて誰ともなく「グラナダ」は、「アフリカの神」「兵士の亡霊」と呼ばれるようになった。
「グラナダ」のパイロットであるレオン藤堂は開戦1ヶ月前、日本である依頼を受けた。だが、彼に依頼を伝えたエージェントは程なく命を落とす。不審を抱きながらも「グラナダ」に搭乗した彼は、やがて自分が欺かれたことを知る。
レオンは「グラナダ」を起動させた。エンジンがアフリカの空に咆哮する。目指す地はナイジェリア。目的は――報復。
- 裏技
オプション画面でCボタン10回押すと難度easyが選択可能になる。
ステージ2のアスターシャの右翼先の棒に乗り、先端まで進む。 そのまましばらく待つとブラスターの威力をアップさせるアイテムが飛んでくる。
ステージ2の戦艦上で待機して、タイムが0になる直前にブラスターの反動を使って 艦から飛び降りると、グラナダが空を飛べるようになる。(個人的には成功した事がない…ゼロになる直前の解釈違い?)