Alteered Beast
獣王記
1988.06 AC(オリジナル)
1988.11.27 MD(メガドライブ)版
1989.09.29 PC-E(PCエンジン)版
2013.05.29 3DS版
ストーリー
まだ天と地が混沌としていた古の時代に「獣人族」と呼ばれる種族が存在した。獣人族は体内の力が活性化し、精神力が極限まで高まると獣の姿をした獣人へと変身する能力を持っており、人間の知能と獣の力、神に匹敵する精神力を兼ね備えた「獣戦士」として恐れられていた。その強大な力で他種族を圧倒し、地上の支配者となった獣戦士たちだったが、自らを神と称する傲慢な振る舞いをしたことで神々の怒りを買ってしまう。ついには主神ゼウスによって石碑へと封じ込められ、長き眠りにつくこととなった。
それから千年の時が過ぎた頃、地底より復活した魔神が地上を支配し、魔神の討伐に向かった主神ゼウスの娘である女神アテナも囚われの身となってしまった。娘を人質に取られ、自らの手出しができなくなった主神ゼウスは、一か八か獣戦士たちの封印を解き、彼らに魔神の討伐と女神アテナの救出を命じるのであった。
MD(メガドライブ)版
操作
方向ボタン … … プレイヤー操作
Aボタン … … … パンチ
Bボタン … … … キック
Cボタン … … … ジャンプ
特殊操作
キー上+C … ハイジャンプ
キー下+B … 対空キック
タイトル画面でB+STARTボタン … オプション画面へ
演出などの上手さ、や少々要素が削られたMD版よりはオリジナルのAC版を推したいところだがプレイ環境などでMD版が勝っている部分はある。
・裏技で獣人セレクトモードが可能 これによりステージによって固定されている獣人形態を選べる
獣人セレクトモード
タイトル画面で、A、B、C、左下をすべて同時押ししながらスタートボタンを押す。すると、獣人セレクトモードになって、それぞれのラウンドで変身できる獣人を選択できる。
使い勝手の良さは 空中移動可能なドラゴンだが、かわいいウェアベアはマニアックな人気を誇る。
そのへんの絡み*1か 3DSのSEGAAGESではAC版ではなくMD版が販売された。
※1 MD版が選択された理由(想像)
- AC版にはない多重スクロール(=3Dとしては効果的)
- 人口の多さ(たぶん… AC版<MD版)
- プログラム(基本プラグラムとしてMDのシステムのが容易に作成可能?)的な問題
敵モンスター & ボス
ラスケルトウルフ
数頭の群れで行動する。その中でもアルビノ個体(=白色)はスピリットボール(=パワーアップアイテム)を隠し持つ。
シングルフット & ボーンヘッド
シングルフットはトムストーン(=墓石)などから湧き出てくるゾンビ。時折、自爆による攻撃をかましてくる。ボーンヘッドはパンチを繰り出してくるだけ少々強化されている。
フォッシル
ペトリフブレス(=熊の石化ブレス)で怪物が化石化したもの。
Stage1 BOSS ハガー
自らの頭を引きちぎっては投げつけてくるゾンビ。
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パンチを連打してかわしきれないおカオをフラッシュアタック(=キック)。上手くいけばキック連打で瞬殺もできそうなのだが…?
Stage2 BOSS オクトアイズ
このラウンドのシダ、が魔神によって変化させらたもの、らしい。目玉のように見えるものは胞子である。
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ドラゴンであれば先端の目玉にかするようにあてつつ連打。パターンが崩れると後退させられて大ダメージ…。
Stage3 BOSS モルディスネイル
カタツムリの進化したものとも殻にこもったサラマンダーとも謂われている。
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初見がMD版だったためか、弱点である首を露出させる条件が 後退させること、だと思っていた。AC版だと殻のスキマにペトリフブレスを吹き込んで頭を出させる、のが理解しやすいように思える。
Stage4 BOSS ファティクロコダイル
Stage5 BOSS セガ・バン・ベイダー
ラスボスは犀の獣人。