ソード・ワールドPC

ソード・ワールドPC

グループSNEが制作したTRPG『ソード・ワールドRPG』をコンピュータ上で、完全再現することを目標としたRPG。
ただし盗賊技能・野伏技能などの一部のシステムはゲーム内に落とし込めていない。
販売:T&E SOFT / 開発:クリスタルソフト+T&E SOFT 1992.12 PC98(オリジナル)

脱紙芝居RPGを目指してつくられた志の高いRPG。後にSFC(スーパーファミコン)に2作ほど移植されたがコンセプトを表現できているのはこちらのPC版だろう。

操作・基本システム

カーソルキー … PC(プレイヤー)の移動。テンキー、フルキーでも可。
Enter … … … 決定、会話、前方を調べる。
ESC … … … キャンセル、コマンドメニューのオープンorキャンセル。Space/[0]でも可。
f1 … … …攻撃する。(非戦闘時)MAPの確認。
f2 … … …魔法の使用。
f3 … … …アイテムの使用。
f4 … … …装備変更。
f5 … … …ステータス確認。
f6 … … …データロード。
f7 … … …センスオーラ。
f8 … … …表示速度変更。
f9 … … …メッセージの読み返し。
f10… … …データセーブ。

プレイヤーキャラクターを作成して、各地(冒険者の店)で仲間を勧誘してPTを結成する。
パーティーメンバーは6人まで(シナリオによってはゲストが参加)。冒険者の店などで仕事の依頼を受けてシナリオを進めていく。

 

世界観

太古、世界には独りの巨人がいた。彼は唯一であり、彼の地には無だけがあった。
かの巨人を“偉大なる一つ”もしくは“万物の始祖”と呼ぶ。
巨人の死によって全ては生まれいでた。巨人の肉体は大地となり、息は風に、血は海に、悲しみにいきどおる心は炎となって、世界をつくりあげた。
こうして我らが世界“フォーセリア”は誕生した。

巨人の体からは、また多くの神々が生まれた。巨大なもの、小さなもの、強きもの、弱きもの。多くの神々が生まれたばかりの世界に形を与えた。

神々は混沌によどむ大地を、風を、海を分かち、三つの世界を造り上げた。一つは“精霊界”一つは“物質界”そしてその二つを結ぶ“妖精界” 精霊、妖精、植物や動物、あらゆる生き物がそれぞれの世界で生まれた。生き物は神々と共に世界を形作っていった。
この幸福に満ちた時代を「神話の時代」と呼ぶ。

世界の創造が終わった後に訪れたのは、神々の争いであった。理由もわからぬ争いは、秩序を愛する神々と、混沌を好む神々、そしてそれぞれに仕えるものとの大きな戦いになった。そしてそれは世界にある全てを巻き込む大戦争となった。

多くの神々は肉体を失い、さらに多くの生き物が滅び去った。美しき神々の時代は終わりを告げた。
その混乱の中から一つの王国が誕生した。それが後に“古代王国”と呼ばれることになる“カストゥール王国”である。

カストゥール王国は神々の力を受け継ぐ、偉大なるルーン・マスターたちによって治められた。ルーン・マスターが操る魔力は都市を空に浮かべ、幻によって人々を養い、精霊をしたがえて楽園をつくり上げた。偉大な知性によって治められた王国は終わりを知らないかのようだった。

しかし、その王国を支える魔力が暴走を始めた時、王国はなすすべもなく滅び去った。

王国が滅びたのち、世界を治めたのは王国にあっては、卑しい身分とされた奴隷や蛮族だった。魔術を操る力は弱いが、強靭な生命力にあふれた彼らは新たな国々をつくり、今にいたっている。

彼らは剣の力によって、国を世界をつくった。よって今の時代を「剣の時代」“ソードワールド”と言う。

 

大陸マップ

 

 

シナリオ攻略メモ

※表記が見えにくいマップはクリックすると縮小されていない画像を表示

 

シナリオ24 神像の鉾

 

シナリオ34 魔術師の丘

 

シナリオ35 忘れられた迷宮

 

シナリオ38 ライカンスロープの呪い

 

シナリオ62 死者の島

 

 

****L*I*N*K****

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

GAME

次の記事

ゲゲゲの鬼太郎 幻冬怪奇譚