MYSTERIUM

MYSTERIUM ミステリューム

錬金術師となって、リアルタイムにダンジョンを探索していくRPG。錬金術を駆使してすすめていく、という怪しい雰囲気は抜群にある。いかにもな洋ゲーテイストながら特有の理不尽さも少なく難易度は抑えめ。
販売:VAP / 開発:MAXIS 1993.07.23 GB(GAMEBOY)

 

操作

方向ボタン …… 方向転換・戦闘モード時は狙う位置の調整
Aボタン…………攻撃
Bボタン…………狙う(戦闘モードと通常モードの切り替え)
SERECT ……… コマンド画面を呼び出す
START………… ポーズ(迷宮内はリアルタイム進行)

 

ストーリー

ようこそミステリュームへ/ 私の名前は モーダ/ ここの案内人さ/ 君が偉大な錬金術師/ ヘメトリックスの弟子か

やっと来てくれたね/ 君が来るのを 待っていたよ/ このミステリュームは/ 我々 アリマスプ族が/ 掘りすすめてできた世界なんだ

だが恐ろしい怪物が/ 現れるようになり 仲間が/ 大勢 殺されてしまった/ 君の錬金術の力で/ 我々を 助けてくれないか

炎 水 酸 水銀/ 4つの井戸がある/ 必要な ものを 君の/ 錬金術で 創りだし/ この迷宮を 突破してくれ/

 

ミステリューム攻略マップ

マップの記号
始 スタート地点。ほぼすべての階層で迷宮北東端からスタートすることになる。
水 水の井戸。
炎 炎の井戸。
酸 酸の井戸。
銀 水銀の井戸。
階 階段。階下への一方通行である。
転 ターンテーブル。強制方向転換させられてしまう。

○の中の文字は必要なカギの頭文字。
例)
ガ ガラスの鍵
グ グレーの鍵
石 石の鍵
赤 赤の鍵
黒 黒の鍵

れべる1

このレベルはチュートリアルである。スタートしたら周囲を確認して拾えるアイテムを集めておこう。”トカゲの像”は使用すると視力が強くなって扉に掛かった鍵の種類がわかるようになる。使用したそのフロアに限り有効。序盤レベルではスタート付近に落ちている。まず鍵を判別できる状態になって、探索を開始するのがセオリーだ。”鉄”を火の井戸で錬金(変成)すると”ガラスの鍵”に変化する。突き当たりの扉を開けたら本格的に冒険開始だ。

 

れべる2

 

れべる3

 

れべる4

敵が強くなってくる。徘徊する怪物に遭遇する前に回復しておくとよい。マップでは水の井戸、階段、水銀の井戸、と並びになっているが井戸から階段へは壁に阻まれている。進むためには青い鍵の扉を開けるしかない。

 

れべる5

 

れべる6

ターンテーブルが初登場。強制的に方向転換させられるが、マップで方向を確認すれば問題ない。

 

れべる7

 

れべる8

 

れべる9

 

れべる10

ドラゴンの寺院。ここに到達すると、アイテムはすべてなくなってしまう。元素が大量に落ちているのでいままでの知識を活かして必要なアイテムを創り出せ。 十字路の中央には火の天秤がある。クリスタルの言葉に従えば”ドラゴンの鍵”を精製することができる。南の一角は入ってしまうと対応した鍵を持っていない限り閉じ込められてしまうトラップがある。敵しかいないので近寄らないか、すべての鍵を無限に使用できる”黄金の杖”の力を借りよう。

 

モンスター

この迷宮内に徘徊するモンスターたち。基本的に 姿 攻撃力・防御力 の違いだけ(活発に動き回るかどうかの違いもある…かも)である。階層レベルとともに強くなっていく。が、進めるにあたって錬金することのできるより強い 武器・防具 を装備していればあまり差異を感じることはない。

 

Winged Serpent
「翼のある蛇」と聞いて真っ先に出てくるのはアステカのケツァルコアトルである。もしくは、錬金術という世界観からウロボロスかもしれない。見た目はかなり上位クラスのモンスターだが実際には雑魚。

 

Shadow
迷宮を徘徊する魔術師(錬金術師?)型のモンスター。

 

Ogre
オーガ、あるいはオグルは、伝承や神話に登場する人型の怪物の種族であり日本では鬼と訳されることが多い。

 

Green Lion
元素の説明に「夜毎太陽を食べるライオン」という一文(フレーバーテキスト)がある。錬金術の暗号では、「緑の獅子=酸」「太陽=黄金」で 太陽を咥えようとするライオンの図は黄金を酸で溶かす、の意味らしい。

 

Phoenix
フェニックス、不死鳥である。幸いにして他のモンスターと同様に倒せる。

 

Saltigrade Spider
跳躍する蜘蛛。

 

Genie(Djinn)
ジンは精霊。「アラジンと魔法のランプ」で出現する魔神が一般的なイメージだろう。イスラム圏のGenieがヨーロッパに伝わった際にjinn や djinn となった。

 

Stone Golem
ストーンゴーレム。ゴーレムの本来の意味は「胎児」らしい。RPG世界観では魔法の力によって動く自動人形である。自動人形の材質が名前に使われ、デフォルトでは粘土を素材にして造られる。

 

Pink Dragon
迷宮内に一匹だけ存在する雑魚ドラゴン。Lv8→Lv9の階段前に陣取っており、その戦いは避けられない。雑魚とはいえ、同階層のモンスターよりひとわまりほど強い(気がする)。何故かピンクと冠しているか、ライオンのように錬金術的な符号でもあるかと思って調査中…。

 


Dragon
迷宮の主(ダンジョンマスター)でありラスボスでもあるドラゴン。もちろん強い。

 

裏技など

レベルスキップ MAP画面で下+セレクト+B

最初から始めると、セーブ機能やパスワードコンティニューがないため、上記の裏技を使って(適度にアイテムを収集したら)クリアしたレベルは飛ばしていく、というのもプレイスタイルとしてありだろう。初回プレイ時、ゲームボーイカラーを使用していたのだがレベルが進むと画面の表示が崩れてプレイ続行不可だった(romによるものかハード環境によるのかは不明)。

 

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