ゲゲゲの鬼太郎 幻冬怪奇譚

ゲゲゲの鬼太郎 幻冬怪奇譚 (セガサターン)

 

『ゲゲゲの鬼太郎』の世界観に『弟切草』などのサウンドノベルのシステムを用いたアドベンチャー。グラフィックなど雰囲気は抜群に良いが、ボリュームが少ない。かつ、読み返しやメッセージスキップなどのPLAY環境への配慮がまったくないので気持ちよく遊べない。鬼太郎の原作によく沿っているトコロもあるが、昼間から妖怪がうろついてるのに動き出した死体を訝しがる、などなにかヘンなところもある。
販売:バンダイ / 開発:トーセ 1996.12.27 SS(オリジナル)

 

同時期に販売されたソフトとしてPS版『ゲゲゲの鬼太郎 [ → ] 』(無印)がある。共通してるのは収録内容が3話、それぞれ次世代機の機能を使用して鬼太郎のゲームをつくれ、ってことだったんだと思う。こちらもボリュームは少ない。ポリゴン化は恐怖感を盛り上げるには良かったのだろうが、PSのポリゴン表現は水木しげるのタッチには向かない…。

 

操作

方向ボタン … … カーソル移動、各項目の選択。
Aボタン … … … 各項目の決定、文章送り。
Bボタン … … … 各項目のキャンセル、文章戻り。
Cボタン … … … 各項目の決定、文章送り。
Lボタン … … … 各項目の決定、文章送り。
Rボタン … … … (文章戻り時の)文章送り。
スタート… … … ゲームスタート。
X,Y,Zボタン 使用しない。

LorAで読み進め、選択肢から決定。バックログを読み返すにはB、Bを押すたびに戻りその中で進むにはR。
文中、文章の区切りには「目玉おやじマーク」、ページの区切りには「ぬりかべマーク」。
オートセーブされ、「つづきから」ゲームを再開すると、終了したページの最初から始めることができる。
※「ぬりかべ」がチェックポイントでそこから・・・と説明書から読めるのだが、実際にはそれよりも前のチェックポイントに戻されるようだ?

 

物 語

「奇異なる幕開け」
雪降り積もるゲゲゲの森は精気のない静寂につつまれていた。
数日前から降り始めた雪は森の木を枯らし、いつも聞こえてくるはずの虫の鳴き声も
ひっそりと鳴りを潜めている。なにかがおかしい…。
一羽のカラスがゲゲゲの森に一通の手紙を運んできたのはちょうどそんな折である。
差出人は「やまずの吹雪」で名高い姥捨村の和尚だった。
手紙によると「村で恐ろしい事件が起こっているのだが、どうもそれが人間の仕業によるものではない」
ということらしい。ただ事ではない。
村人達に何かの危機が迫っているようだが、手紙からだけでは一体何が起こっているのかはわからない…。
まずは姥捨村に行ってみるしかない。

 

攻略チャート

汎用ルート

┬1)『ゲゲゲの森』→『姥捨村入口』…カラスたちに頑張ってもらおう。→『古寺』へ

└2)…ここでヘリを降りよう。→『民家』へ『古寺』…→『村での情報収集』
┬1)『民家』→『呼びかけ』…返事がないから諦める

└2)…もう一度声をかけてみる…→『ユキちゃん編』
┬1)『村での情報収集』…村の事情に詳しい人といえば、駐在さん…→『駐在さんのお話し』

└2)…葬儀に参列していた人たち→『ニセ鬼太郎編』
┬1)『駐在さんのお話し』…死体が消える事件…→!『寺で火車との遭遇』へ

└2)…葬列を襲った者について→!!Bad確定!!『★』ここまででおおまかなルートが確定

『寺で火車との遭遇』

┬1)…リモコンゲタ…→『墓場へ』

├2)…毛攻撃針…→

└3)…チャンチャンコ…→『モチ殺し』┬1)『モチ殺し』…チャンチャンコを拾う…→[ Bad END ] │
├2)…毛攻撃針…→

└3)…(時間切れ)…→[ Bad END ]『墓場へ』魍魎と遭遇

┬1)…札でいける

└2)…どうしてですか?…→『権蔵の死体』

『権蔵の死体』

┬1)…2枚の札を使って…→『火車も出現』

└2)…札を破りすてて

『火車も出現』

┬1)…まずは魍魎から

└2)…火車から倒そう…→『火車と魍魎をモチ殺しBAD-END』

『ニセ鬼太郎編』

『ユキちゃん編』

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