ウィザードリィ外伝IV ~胎魔の鼓動~

アスキーがGBでそれまで携帯機で展開していた”Wiz外伝”シリーズ第4弾。高性能な据置で開発されたため容量・画質・音源などが向上した。
販売:アスキー / 開発:アクセス 1996.09.20

wizerdry シリーズ
[ GB ] 外伝I 外伝II 外伝III [ SFC ] 外伝IV [ WS ] #1
[ PCE ] 1・2 [ SS ] LS リルガミンサーガ VI-VII

ストーリー

「遥か遠い古、東方の地に国、成立ちていくばくもなく、異形の輩いずくよりあらわれいで戦乱と殺戮をもたらす。国まさに滅びんとするその時、光放ちたる天軍神人輝く天道より降臨す。久しく災いをなし、人々を恐怖に陥れてきた異形の者どもと戦い、これを征す。異形の者の長、輝きたる者の力の凄まじきを恐れ、地の奥に身を隠したるが、かの者これを見いだし、三種の神器を以て封印となす。」
-古代伝承-

やがて、そのような伝承も人々の記憶から消え失せ、さらに幾星霜もの時が過ぎた。そして、いつしか三種の神器(生と死を示す書物)(力と技を表す剣)(護りと精霊を司るローブ)が祀られた塔にそれぞれを信仰する部族が住みついた。彼らはそれぞれの塔にこもり、信仰の異なる他の部族を敵視し、嫌悪感を抱き侵入者をこばんだ。

ある年、国土全域を支配下に治めていた東方の城「緋蓮城」の主、「輝永」公はとつぜん病にたおれ、数日後には還らぬ人となった。王の死はまたたく間に広まり、地方領主の中にはここぞとばかりに反旗をひるがえす者も現れ、全国各地で戦が起こった。争いは争いを招き、裏切りは裏切りを生み、戦禍は国中におよんだ。

 輝永公の嫡男にして、緋蓮城の新しき主君「輝羅」に仕える三人の賢者は、再びこの世を平定する案をねるため、一堂に会した。一人の賢者が「このまま戦が続けば国が滅びるのは必定、領内には流れ者や難民も増えており、いつこの城が攻められてもおかしくはない。さらに邪悪なモンスターを見たという噂まである。早急に手を打たねば。」というと、もう一人の賢者は「しかし、この乱れきった世を平定するには、輝羅様はあまりにも幼いうえに、戦場へ赴いたこともない。」といった。
二人の意見を聞いていた賢者は、「それならば、伝承にあるあの三種の神器の力をもって反乱分子を討伐し、輝羅様こそが新しき王だと宣言するのだ。だが、城の兵を動かせばさらなる混乱を招きかねん。ここは一つ、領内の流れ者や冒険者たちをたよってはどうだろう?」こういうと三人ともしばらく考え込んだが、それより他に方法はないだろうという結論に達し、すぐさま布令がだされた。
「此の戦乱の世を平定せんが為、我らが領内にある三つの塔に祀られし、三種の神器を取り揃え、我らが新しき王に献上せし者には《黄金拾萬》並びに《兵法指南役》にとりたてるもの也。」

ある者は一攫千金を、またある者は仕官を、そしてまたある者は真の平和を、それぞれ求めて城下へと集った。

SFC

Posted by muimui